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ポーツマス (バージニア州) : ミニ英和和英辞書
ポーツマス (バージニア州)[す, しゅう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [す, しゅう]
 (n) sandbank

ポーツマス (バージニア州) : ウィキペディア日本語版
ポーツマス (バージニア州)[す, しゅう]

ポーツマス()は、アメリカ合衆国バージニア州南東部に位置する都市。バージニア州法の規定により、いずれの郡にも属さない独立市となっている。市はノーフォークの西隣、エリザベス川を挟んだ対岸に位置する。人口は95,535人(2010年国勢調査)〔American FactFinder . U.S. Census Bureau. 2011年2月4日.〕。ノーフォークを中心に、ポーツマスを含むハンプトン・ローズ都市圏は9市7郡にまたがり、1,671,683人(2010年国勢調査)〔の人口を抱えている。
ノーフォーク海軍造船所はしばしばノーフォーク海軍基地とも呼ばれ、名前はノーフォークとなっているが実際にはポーツマスに位置する歴史ある現役のアメリカ海軍施設である。この造船所ではあらゆる種類の海軍艦船の建造・改装・修繕を行っている。
ポーツマス市はハンプトン・ローズの湾の周囲に連なる7都市の1つであり、ハンプトン・ローズの港の一部としてエリザベス川沿いに何マイルもの水面に接する陸地でもある。
== 歴史 ==
ポーツマスはエリザベス川の西岸に位置し、川向こうがノーフォーク市である。1620年、後にポーツマスとなる場所を造船業者のジョン・ウッドが造船所に適した場所と認め、イングランドジェームズ1世に請願して土地特許を認められた。周辺地域は間もなくプランテーション社会として開拓が進められた〔City of Portsmouth, Virginia - History 〕。
ポーツマスは1752年バージニア植民地議会の法律で町として設立され、裕福な商人で船主だったウィリアム・クロウフォード大佐が教会、市場、役場および刑務所のためにハイストリートとコートストリートの4つの角を寄付した。イングランドのポーツマスに因んで町の名前が付けられた〔。
1767年、造船業者のアンドリュー・スプロールがポーツマスに隣接するゴスポート造船所を設立した。ポーツマスのゴスポート造船所はアメリカ独立戦争の後ではバージニア州が所有し、その後新生アメリカ合衆国連邦政府に売却された。

1855年、ポーツマスとノーフォークのある地域は黄熱病の蔓延に見舞われ、市民3人に1人が死んだ。1858年にはノーフォーク郡から分かれて独立市となった。
南北戦争1861年、バージニア州はアメリカ連合国に加盟した。アメリカ連合国がポーツマスの造船所を支配することになるのを恐れた造船所の指揮官はその焼却を命じた。南軍は実際に造船所の接収を目指し、文民で鉄道建設者のウィリアム・マホーン(後に有名な南軍士官になった)が主導した念入りな策略により、武装闘争無しに接収された。北軍はハンプトン・ローズの対岸にあるモンロー砦に撤退し、ここが北軍の支配下にある唯一の地になった。1862年初期、南軍の鉄装甲艦CSS''バージニア''がUSS''メリマック''の燃やされた船殻を使って再建造された。北軍がハンプトン・ローズを封鎖する間、有名なハンプトン・ローズ海戦で''バージニア''は北軍の装甲艦USS''モニター''と海戦を戦った。南軍は1862年5月に造船所から撤退し、このときに再度造船所を焼いた。
北軍がノーフォークとポーツマスを再度支配したことに続き、造船所の名前はノーフォーク海軍造船所と改められた。造船所のこの名前はノーフォーク郡にあることから名付けられた。今日のノーフォーク海軍造船所は全体がポーツマス市内にある。その名前はニューハンプシャー州ポーツマスからピスカタクァ川を挟んで対岸のメイン州キタリーに位置するポーツマス海軍造船所との混同を避けるためにそのままにされてきた。
ポーツマスは1963年までノーフォーク郡の郡庁所在地だった。この時サウスノーフォーク市との政治的統合によってチェサピーク市が形成された。ポーツマスに隣接する他の郡部であるナンスモンド郡も、1974年にもっと小さな市と統合して、新しいサフォーク市となった。
ポーツマスはハンプトン・ローズの7都市のうち古い方の都市として、21世紀初期に中心街の穏やかな都市再開発を経験した。しかし水面と南ハンプトン・ローズの他の都市に囲まれているために、人口は減り続けており、拡張するためのスペースも残っていない。
ポーツマス市は急激に税基盤を制限してきた。市の大部分はアメリカ海軍によって占められている。海軍施設が学校、教会など他の免税施設と組み合わされ、ポーツマスの課税評価額の半分以上は課税台帳から外れている。ウェストノーフォーク地域にコンテナ船用の新しい港湾設備が2007年開業で計画された。バージニア州はそれに資するために鉄道など輸送面の改良のために多額の予算をつけた。
市内には1841年に建てられたパスハウスを含め多くの歴史的な建造物がある。パスハウスはジェイムズ・マードー判事が建設し、1862年から1865年は北軍に占領された。北軍はポーツマスの市民がエリザベス川やその向こうまで旅行する時は通行証を取得するよう要求した。これらの通行証はイギリス式地階で発行されたので、「パスハウス」という名前もここから起こった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ポーツマス (バージニア州)」の詳細全文を読む




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